カジカガエルが【池の水全部抜く】で登場!美声すぎるカエル!!
『緊急SOS!池の水ぜんぶ抜く大作戦』でカジカガエルが紹介されます!
美しい鳴き声で日本人には古くから親しまれていたカジカガエルですが、現在は絶滅危惧種として個体数が減少しています。
今回はそんなカジカガエルの歴史や鳴き声、その他特徴について紹介していきます。
同じく番組で紹介されたアオウオについてはこちら!!
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カジカガエルってどんな生き物?鳴き声が美しいカエル!
今年もカジカガエルに会ってきたよ🐸
鳥や虫みたいなキレイな鳴き声の蛙ちゃん。
名前の由来は鹿の鳴き声。河鹿蛙🐸
鹿の鳴き声は山から聞こえる女性の叫び声みたいのと、プープー言ってるのしか聞いたことないなぁ。。( ˘ω˘ ) pic.twitter.com/4D06i9va9D— まゆ (@LINECOCOON) 2018年6月16日
カジカガエルの特徴について
・生息地 本州・四国・九州の渓流や森林
・体長 オス3.5-4.4cm メス4.9-8.5cm メスのほうがかなり大きい
・日本固有種
・鳴き声が美しい
・絶滅危惧種
・日本では和歌の題材にされるなど古くから親しまれていたカエル
カジカガエルはこのような特徴を持つカエルで美声として馴染みのあるカエルのようですが、近年ではその個体数を減らしているため、その鳴き声を聞くことも少なさそうですね。
カジカガエルの鳴き声と名前の由来について
まず、カジカガエルの鳴き声が聴けるのは、5月~8月くらいの初夏~夏の時期のようです。
そしてカジカガエルは、「フィーフィー」という美しい鳴き声であると形容されています。
カエルと言えば「ゲロゲロ」「グワッ、グワッ」といったイメージなので大きく違いますね!
実際に聞いて貰うのが早いので、気になる方はリンクをご視聴下さい。
確かに美声なカエルですが、「フィーフィー」って感じの鳴き声ですかね? 笑
前に書いたウシガエルの鳴き声とは大違いです 笑
ウシガエルが四万十川で大増殖!オタマジャクシの大きさがやばい!
また、カジカガエルの名前の由来は繁殖期にオスが鹿のような鳴き声を出すことのようですね。
カジカは漢字で「河鹿」と書くようで川にいる鹿からきているそうです。
実際にシカの鳴き声を聞いてみました。
鳴き声全然違いませんか? 笑
これだとシカというよりヤギですよ 笑
あまりに違うためもう少し掘り下げて調べて見ました!
調べてみて分かったのですが、鹿の鳴き声はシチュエーションによってけっこう違うみたいで、なんとか似てるっぽいものを見つけました!
こんな感じですが、シチュエーションと鹿の個体によってはもっと似てる鳴き声を出すのかもしれません。
カジカガエルの歴史
最初にも書きましたがカジカガエルは、昔から日本人に親しまれていたようです。
その歴史は古く、平安時代の古今和歌集にも登場するほどです。
また江戸時代には夏の暑さを紛らわす、暑気払いとしてカジカガエルの飼育がブームになったこともあるようですよ!
ひょっとすると江戸時代は、風鈴派とカジカガエル派で熾烈な争いが繰り広げられていたかもしれません 笑
近所の子供たちが他の家のカジカガエルと比べて、自分の家のカジカガエルの方が美声だとかの自慢もあったかもしれませんね 笑
また、江戸時代のカジカガエルに飼育は「河鹿籠(かじかかご)」と呼ばれるかごで行われていたようです。
こちらが河鹿籠です。
出典 http://e-nobiru.com/detail_7840.asp
歩いている時に足をぶつけたら蓋が開いてすぐに逃げ出しちゃいそうです 笑
カジカガエルが普通に販売されていた
カジカガエルは絶滅危惧種とのことですが、楽天を始めとするネット通販で普通に販売されています。
おそらく天然記念物に指定されていない地域から捕獲された個体だと考えられますね。
現在価格はオス一匹で1270円となっていました。
この夏にカジカガエルで暑気払いたいと考えている人は飼育してみるのも良いかもしれません。
ただ、渓流に生息する生き物だから飼育の難易度は高そうです!
以上、カジカガエルについての記事でした!