ロシアW杯ロシア対クロアチア戦の感想!またまたPK戦の激闘!!
ロシアワールドカップ、決勝トーナメントのロシアVSクロアチアの感想です!
黄金世代で確かな実力を持っているクロアチアと、開催国としてこれまで快進撃を続けているロシアの試合です。
ロシアが勝つと面白いことになりそうですね!
お互いに前の試合では延長戦の末PKで勝ち上がってきたチームです。
ロシアW杯ロシア対クロアチア戦の感想!またまたPK戦の激闘!!
まずはスタメンとフォーメーションです。
【🇷🇺VS🇭🇷スタメン発表‼】
🌏ワールドカップ ベスト8
🇷🇺ロシア代表
VS
🇭🇷クロアチア代表スターティングメンバーはこちら👇#WorldCup #RUS #CRO pic.twitter.com/JfOCl1LbyH
— FOOTBALL TRIBE JAPAN (@FootballTribeJP) 2018年7月7日
平均身長は
ロシア 184.3cm
クロアチア 184.9cm
となっていて、両チームともに高さのあるチームですね!
高さの差はほとんど無いです。
試合前の勝敗予想としては
ロシアの勝利 26%
クロアチアの勝利 43%
引き分けから延長戦突入 31%
となっていてクロアチアのが優勢だと予想されていますね。
得点
前半31分 ロシア チェリシェフ
前半39分 クロアチア クラマリッチ
延長前半100分 クロアチア ヴィダ
延長後半115分 ロシア フェルナンデス
スコア
2-2(PKで3-4でクロアチアの勝利)
試合の開始直後は、ロシアがクロアチアに対して、かなり前線から激しいプレスに行きましたね。
クロアチアはロシアの勢いのある攻撃とプレスに、押し込まれるシーンもありましたがすぐに修正していきました。
クロアチアがボールを保持する時間が増え始めると、ロシアはこれまでのようにカウンター中心の攻撃にしていきます。
しかしクロアチアは、ロシアのカウンターの起点となる選手に毎回、素早くチェックに行っていました。
これにより、ロシアの前線にボールが収まる前にボールを奪って、ロシアに主導権を握らせなかったです。
クロアチアは右サイドから攻撃を仕掛ける場面が多く、グラウンダーのクロスを多用していました。
しかしロシアの守備陣は集中していて、しっかりと跳ね返していきました。
お互いに長所を潰し合うようなゲーム展開となりましたが、前半31分にその均衡が崩れます。
ロシアはカウンター気味の攻撃から、チェリシェフへ繋ぐと豪快なミドルシュートを決めました!
これはゴラッソと呼べる素晴らしいシュートでした。
このゴールはシュートを打つタイミングが早く、ディフェンスに完全に寄せられる前に打ったシュートでしたね。
キーパーもタイミングを外されてしまい、動けないままボールがゴールへ突き刺さりました。
失点したクロアチアですが、その直後の前半39分には少ない人数の攻撃でしたが、クラマリッチがクロスに反応してゴールを奪いました。
これにより前半のスコアは1-1の同点で後半へと移りました。
クロアチアは前半のうちに同点にできたのが大きかったですね!
前半終了時のボール支配率とシュート本数のデータとしては
ロシア 34%で5本
クロアチア 66%で7本
となっていました。
ロシアはボール支配率で大きく下回っていますが、これは想定内の数字だと思います。
ただ、前半からかなり飛ばしていたので、この時点では後半のスタミナが持つのかが問題でした。
後半に入っても、前半と試合の流れは変わらないような状態でした。
その中でもモドリッチのプレーはやはり光っていましたね。
この試合では、やや下がり気味にポジションを取ってプレーしていましたが、攻撃では組み立て、守備では危険なポイントをしっかりとつぶしに行っていました。
ほとんど二人分の役割を果てしてますね 笑
またロシアに関しては、試合に終盤では前半でとばしたこと原因でやはり運動量が落ちてきましたね。
ですが、ディフェンス面では高い集中力を切らすことがなかったです。
その後の試合展開でも両チームとも譲らない展開が続き、決定機が無いまま試合は延長戦へ突入しました!
両チームとも高い集中を維持したまま、延長前半を迎えました。
しかし延長100分にはコーナーキックから、クロアチアのヴィダが勝ち越しゴールを決めます!
これにより、ロシアは攻めるしかなくなりました。
スタジアム全体の歓声もロシアを後押ししていて、会場全体でクロアチアのゴールへ攻め込む勢いでした!
ロシアのチェルチェソフ監督もロシアサポーターを何度も煽ったりしてましたからね 笑
そして延長後半115分にはロシアのフリーキックにフェルナンデスが頭で合わせて、劇的な同点ゴールを決めました!
最後まで諦めないロシアの執念を感じましたね!
結局試合はまたまたPK戦までもつれ込みました。
両チームとも2戦連続でPK戦までもつれ込むということは、過去にあったのでしょうか? 笑
それにしてもロシアの『史上最弱の開催国』という下馬評は何だったのですかね 笑
蓋を開けて見たら、あまりにもかけ離れた成績ですからね。
ですがPK戦は3-4でクロアチアの勝利となりました!
クロアチアのキーパーのスバシッチは、足を痛めながらも魂のセービングでしたね!
ベスト8で敗れてしまったロシアですが、ここまで十分すぎるほど世界にその実力を見せました!
勝ったクロアチアですが、流石に2試合連続で延長戦を行っているため、選手の消耗はかなり激しいと思います。
次の試合への影響も気になるところですね!