水族館へカメ持ち込みで入場料が無料！？　須磨海浜水族園の取り組みについて

今回は、神戸の須磨海浜水族園でユニークな取り組みが行われるため紹介したいと思います！

 

 

須磨海浜水族園にアカミミガメ持ち込みで入場料無料！！

 

あなたはアカミミガメをご存知でしょうか？

 

ペットショップや、祭りの出店の亀すくいなどでお馴染みのあのカメです。

 

ミドリガメなんて呼ばれ方もしていますね！

 

今回はそのアカミミガメに関する記事です。

 

須磨海浜水族園（神戸）でユニークな取り組みが行われます。

 

2018年6月2（土）～6月24日（日）の約一か月の間に

 

外で捕獲したミシシッピアカミミガメ（アカミミガメ）を持参すれば1匹につき、1名が無料で入園できる「アカミミガメ・パスポート」をプレゼントするようです。

 

パスポートは当日のみ有効となっており、須磨海浜水族園で同様の取り組みは９年連続で行われているようです。

 

アカミミガメ・パスポートを貰うためには、持参したアカミミガメの、捕獲日、捕獲場所、捕獲方法などを正確に伝えることが条件になっているようです。

 

ペットショップで安く買った個体や別の種類のカメ、自宅で飼っている個体を持っていくのはＮＧとなるのでやめましょうね。

 

外来種のことや、日本の自然のことを考えて欲しいことから始まったこの企画ですが

 

なんと昨年時に約2000匹の回収に成功しているようです！

 

アカミミガメのメスの産卵時期が6月のため、この時期に捕獲して外来種の数を減らすことも目的の一つのようですね。

 

持ち込まれたアカミミガメは、園内の展示施設である亀楽園で飼育されるようで、元気な姿を観察することも可能となっています。

 

アカミミガメは北アメリカ原産の種類で、日本に持ち込まれた個体が逃げ出したり、飼い主が逃がしてしまったことにより定着したようです。

 

非常に丈夫な種類で主に淡水に生息していますが、海水でも生息することが可能です。

 

さらにかなり汚れた水質でも生息が可能なことと、歩いて移動できることが組み合わさり、近年では外来種として個体数が爆発的に増加するなど、生態系に影響を与えることが問題視されています。

 

最近人気になっている番組の「緊急SOS！池の水ぜんぶ抜く大作戦」では、外来種として非常に多く捕獲されているのをよく見かけますね！

 

アカミミガメは池や沼に行けばどこでも確認できますし、動きも早くないので釣りあげたり、タモで救うことも比較的簡単に行えます。

 

カメの体温が低い、朝方なんかは動きも遅いのでおすすめです　笑

 

あなたもこれを機に、カメを捕まえて水族館へ行ってみてはどうでしょうか？

 

個人的には水族館の近くで亀を売りさばくような輩が現れないことを願っています　笑