日々の生活で気になったことや、食品工場の真実や裏側について元従業員が赤裸々に告白します

工場でのミスや失敗談について・・・元従業員の僕の体験です!(ライトなミス編)

2018/05/23
 
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仕事でミスをしない人間はいません。

 

今回は、僕が食品工場で体験したありがちなミス(比較的ライトなもの)などをまとめてみました。

 

働いている方もそうじゃない方も参考になればと思います。

 

追記:重大なミスまとめもできました。

 

工場でのミスや失敗談について・・・僕のやらかしまとめ(重大なミス編)

 

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食品工場でありがちなミス

 

1.原料がたくさん乗った台車を倒す

 

まずはじめは、台車の転倒です。

 

僕も一度やったことがあるのですが、これは精神的にけっこうきます。

 

押していた台車は高さが約180cmのラック状の物で、棚台車なんて呼ばれ方をしています。

 

ミスをした状況としては、原料が大量に乗った台車を押していて、平坦な道からスロープ状の上り坂になった道へ向かう際に起きたことです。

 

坂道を上りだした瞬間に、台車が傾いてガシャンと大きな音を立てて床に倒れました。

 

どうやら、スロープ状の道の端っこを通ってしまったようで、台車のタイヤが道から脱輪してバランスが崩れてしまったようです。

 

このミスにより、一瞬で数十万円の原料が台無しになりました。

 

落下した原料は流石に再利用なんてできないので、そのまま廃棄物へ直行でしたね。

 

間違えても3秒ルールなんてなかったです笑

 

落下により原料が足りなくなってしまったため、その日に生産する予定だった数量は、僕のミスにより確保することができませんでした・・・

 

2.滑って転倒して骨折

 

これは僕自身ではなく、周囲で発生したことです。

 

転倒での労災は全国の食品工場で毎年、非常に多く発生していることです。

 

食品工場の床はかなり滑ることがあります。

 

生産している品種にもよりますが、特に魚や肉などの原料を加工するような工場だとひどいです。

 

床面に落下した原料から流れ出た脂で、かなりのツルツル状態になっています笑

 

そんな場所を歩き回るので、当然ですが転倒して骨折などの怪我をする人はいますね。

 

3.粘着ローラーの紙を服に貼りつけたままのことに気が付かない。

 

食品工場は入場前に必ず、カーペットの掃除などで使用するような粘着シールがついたローラーを白衣にかけます。

 

ローラーを背中などでコロコロと転がしているときに、シールが綺麗に破れて背中に貼り付くことがあります。

 

綺麗に剥がれて背中に貼り付くと、白い粘着シールが白衣にとっては保護色になってしまいます。

 

これが意外と気が付かないもので、たまにですが、背中にシールを貼り付けたまま作業をしている人なんかもいますね笑

 

4.フォークリフトで、設備や製品を破壊する。

 

これは僕の経験になりますが、食品工場は倉庫や製品の運搬では基本的にフォークリフトを使用することが多いです。

 

木製パレット

 

このイラストのような、木製や樹脂製の形をしたパレットの上に製品や原料などの物が置いてあります。

 

パレット下の空洞部分に、フォークリフトの爪の部分が入る仕組みになっているため、このイラストのように移動の際にはその空洞へ爪を差し込み、持ち上げて運搬することになります。

 

フォークリフト

 

僕がしたミスは、パレットへフォークリフトの爪を差し込む際に、爪の位置が高すぎてそのまま上の製品に刺してしまったことです。

 

これはフォークリフト作業者にとっては、けっこうあるあるネタですね笑

 

当然ですが、刺さった製品はぐちゃぐちゃになって廃棄物行きへとなりました・・・

 

他にもフォークリフトの爪を構造物に引っ掛けて、破壊してしまったこともありましたね・・・

 

5.ライン作業で調子に乗って、素早く作業をしてミスる

 

これはライン作業になりますが、アルバイトなどで働き始めて慣れてくると作業は早く正確になっていきます。

 

しかしそれで、できるようになったと思い込み、調子に乗ってスピードを上げて作業をしているとミスをするパターンがよくあります。

 

気を付けましょう笑

 

似たパターンで妄想に夢中になってミスをするという物もあります。

 

6.製品を段ボールに入れ忘れる

 

これは包装系のラインで起こりがちなミスです。

 

手作業で製品を入れるような工程がある場合には、よく6個入りに箱なのに、5個しか入れてなかったなんてことが起こります。

 

人間が作業している以上は仕方のないことです。

 

たいていの食品工場は段ボールなどに製品入れた後、入り数が合っているかを確かめるために、計量の工程があります。

 

ですからそこでミスに気が付くことになります。

 

しかし、計量工程が無い場合は気が付かないので、出荷先などでミスが発覚してクレームになってしまいます。

 

つまみ食いをしてばれる

 

柏餅 食べる

 

これは僕がやったことではないです笑

 

食品工場では、隠れてつまみ食いをする人は一定の割合で存在していることが多いです。

 

確かにでき立ての食べ物が大量に流れているので、美味しそうに見えるかもしれません。

 

工場にもよると思いますが、こっそりつまみ食いをすることも、やろうと思えば不可能なことではないでしょう。

 

しかし、防犯カメラなどが設置されているような工場では厳しいでしょうね笑

 

個人的には、職場で嫌になるくらい見ている物を食べたいとは思いませんね笑

 

7.品質管理室でサボっていることがばれる(正社員)

 

食品工場では、品質管理室と呼ばれる部屋を設置されていることがほとんどで、そこでは品質管理を担当する人達が働いています。

 

品質管理室はデスクワークがメインのため、慌ただしい現場のラインとは違い、比較的穏やかな時間が流れていることが多いです。

 

そんなオアシスのような場所に暇になった社員は引き寄せられて、サボりにいって上司にばれて怒られることがあります。

 

事務所では管理職がいることが多く、サボれるような雰囲気ではない工場が多いでしょう笑

 

管理職のいる事務所からも、慌ただしい現場からも隔離された空間

 

そんなオアシス的な場所が品質管理室なのです。

 

まあ品質面でトラブルが発生した場合は、戦場のように忙しくなるんですけどね笑

 

 

以上、食品工場での失敗談(ライトなミス編)でした。

 

今後はヘビーなミス編も書いていくつもりです。

 

 

 

 

 

 

 

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