ロシアW杯フランス対ベルギー戦の感想!事実上の決勝戦だった!
ロシアワールドカップ、準決勝のフランスVSベルギーの感想です!
この試合はかなり面白いことになりそうです!
両チームとも、予選や決勝トーナメントでは圧倒的な強さで勝ち上がってきたチームです。
事実上の決勝戦と呼んでも良いくらいの好カードでしたね!
ロシアワールドカップフランス対ベルギー戦の感想!事実上の決勝戦だった!
まずはスタメンとフォーメーションです。
【🇫🇷VS🇧🇪スタメン発表‼】
🌏ワールドカップ準決勝🏆
🇫🇷フランス代表
VS
🇧🇪ベルギー代表スターティングメンバーはこちら👇#WorldCup #FRA #BEL pic.twitter.com/DRV5Evc3Bk
— FOOTBALL TRIBE JAPAN (@FootballTribeJP) 2018年7月10日
改めて両チームのスタメンを見ると実感しますが、スター選手だらけの試合ですね!
特にMFより前のプレーヤーがすごいことになっているので、迫力のある攻撃がぶつかり合うことが予想できます。
平均身長は
フランス 180.5cm
ベルギー 183.8cm
となっていて、日本も苦戦したベルギーの高さが目立ちます!
試合前の勝敗予想としては
フランスの勝利 38%
ベルギーの勝利 32%
引き分けから延長戦突入 30%
となっていてほとんど差がないような予想がされていますね。
フランスの方が優勢なのは、全ポジションにスター選手がいる安定感からでしょうか?
得点
後半51分 フランス ユムティティ
スコア
1-0でフランスの勝利
試合が始まると、序盤はベルギーの方がポゼッションが高い状態で、左サイドのアザールを攻撃の軸に置いて攻める場面が多かったです。
【ベルギー主将アザール「日本代表は素晴らしいチーム」】
「日本代表は信じられないほど素晴らしいチームだった。彼らは今日のようにプレーすればどこにでも勝つことができると思う。今回は僕たちが気持ちで勝ったけどね。僕たちは一歩一歩ちゃんと踏みしめて、成長し続けたい」
GettyImages pic.twitter.com/SJNwBBrc8T
— footalk/サッカー動画紹介⚽︎ (@footalk_sosal) 2018年7月3日
アザールの突破や仕掛けでフランスの守備を崩して、ルカクやデブルイネが絡む展開から得点のチャンスを作っていました。
一方フランスはどちらかと言えば、ベルギーにボールを持たせて奪ってからカウンターを狙う場面が多かったですね。
リスクの少ない攻撃が多く、少ないタッチで縦に早い攻撃を見せつけていました。
そしてフランスの攻撃の軸はやはりエムバペでした!
「エムバペ?ムバッペ?論争」は現地フランスでも巻き起こっているらしく「アフリカ系はバッペと呼ぶ」という第三案が登場してんだとか🤔 pic.twitter.com/VIOoI2R09a
— 庶民のどせいさん♨ (@nkskit) 2018年7月5日
持ち前のスピードで試合開始直後から、一人でベルギーのディフェンスを引きちぎる場面がありましたね 笑
やっぱり、エムバペは画面越しでも明らかに早いですよ 笑
彼を見てると、サッカーにおける早さのアドバンテージを純粋に感じることができます 笑
調べてみると、過去には時速44.7キロというスピードを記録していて、あのボルトに匹敵するスピードだったようです 笑
ただ、エムバペのようにスプリントが得意で多様する選手は故障が非常に多いので、今後はそこが心配だったりします。
前半終了時のボール支配率とシュート本数のデータとしては
フランス 40%で11本
ベルギー 60%で3本
となっていました。
フランスはボール支配率が40%と低いですが、その割にシュート本数が11本と多くなっています。
ベルギーにボールを持たせておいて奪った後に、質の高い攻撃をしていたことが数字にはっきりと表れていますね!
後半が始まると、開始直後に試合は動きだしました。
51分にフランスはコーナーキックにDFのユムティティが頭で合わせて先制点を取ります!
ここから試合の流れは変わっていきました。
まずベルギーはフェライニを前線に上げます。
そしてルカクとフェライニをターゲットにして、アーリークロスを多用するなど、高さを使った攻撃を選択することが多くなりました。
この戦術に日本はやられましたよね・・・
ただ、フランスはベルギー相手にしっかりと引いてブロックを作って対応していました。
ここからは前がかりになったベルギーに対して、フランスのカウンターを狙っていく姿勢がより明確になっていきましたね。
ただベルギーは途中で、フェライニを下げてカラスコを投入するなど、攻撃にさらに変化を加えてきました。
ですがフランスの固い守備を破ることはできず
1-0でフランスの勝利に終わりました。
試合終了時のボール支配率とシュート本数のデータとしては
フランス 36%で19本(前半では40%で11本)
ベルギー 64%で9本(前半では60%で3本)
となっていました。
やはり前半同様に、フランスがベルギーにボールを持たせてカウンターを狙っていたことがはっきりと数字に表れています。
ボール支配率が36%でシュート数が19本って珍しいデータじゃないでしょうか?
フランスの攻撃がシュートで終わっていて、質が高かったことがよくわかります!
試合前からある程度は予想できましたが、この試合はやはり両チームの攻撃の早さが目立ちましたね!
両チームとも、カウンターの切れ味が凄まじく、縦に早いサッカーを持ち味としていて現在のサッカーのトレンドを体現したチームでした。
試合を見ているときにテレビから少し目を離すと、全く別の展開になっています 笑
そのため、文字通り、本当に目が離せなくて面白い試合でした!
また、フランスのロリスとベルギーのクルトワといった両チームのGKの好セーブも目立つ試合でした!
やはりワールドカップで勝ち上がるには、レベルの高いキーパーがとても重要ですね。
このようなキーパーの重要性をはっきりと再認識できた試合でもありました。
これからのサッカー界は、ベルギーやフランスのような縦に速いチームがますます増えそうですね!
フランスは決勝に駒を進めましたがこのまま優勝しそうな勢いありますね!