食品工場はきつい?ブラック?元従業員がブラック工場の見分け方を教えます!!
食品工場はきついのか?ブラックなのか?
そしてそのような工場を見分ける方法はあるのか?
ということに対して元従業員の僕の考えを書きます。
もくじ
食品工場の仕事はきつくてブラックなのか?
まず始めに、食品工場は全国に相当数存在していますので、職場やその人の感じ方によってかなりの違いがあります。
アルバイトなどでライン作業に入る場合は、出社してから退社まで、単純作業が続くのでそれが苦手な人にとってはブラックに感じると思います。
一方、単純作業が好きな方や、コミュニケーションをあまりとらずに一人で仕事に没頭したい方には、天国のような環境になるかもしれませんね。
ただ繁忙期のときはとんでもなく忙しくなります。
そのため、この時期に仕事を開始した場合にはどちらの方も、きついしブラックじゃないのか?と感じる可能性は高いです。
例えばクリスマスケーキを製造しているような、食品工場に12月の短期バイトなどで働きにいくと大変な思いをするかと思います。
そういった方が口コミで「この工場はブラックだ」などと言うかもしれません。
ブラック工場の見分け方について
僕の経験から考える、ブラック工場の特徴を以下に書いていきます。
1.イベントと短期バイトの組み合わせはやばいかも!
上記にもあるように、食品工場の繁忙期はとんでもなく忙しいです。
特にイベント(クリスマスケーキやおせちや恵方巻)に関係するような食品を製造している工場に、短期バイトに行くのは注意が必要です。
クリスマスなど、決まった物を食べるようなイベントは、あらかじめ製品が必要な日が決まっています。
そうなると、たいていの食品工場はその日付に合わせた納期を守らなくてはいけないために、とても忙しくなります。
この時期は社員もイライラしがちで、工場内の空気はピリピリするし、作業者もバタバタと騒がしくなっています。
そして、通常の生産量よりも大量に商品が必要になります。
忙しいため当然のことながら人手不足になります。
そこで短期バイトの出番になります。
あなたは工場が最高に忙しいタイミングでアルバイトをしに行くことになるかもしれません。
缶詰や冷食・レトルト食品を生産している工場の場合は、保存がきくため納期に余裕が生まれるため、若干はまともな状況だと思います。
くれぐれもイベントと短期バイトの組み合わせには気を付けて下さい。
2.若い女性ライン作業者が少ない
食品工場に面接にいった際には、工場を見学させてもらえる場合があります。
この時にチェックして欲しいポイントが、若い女性ライン作業者の割合です。
若い女性ライン作業者の割合は、その工場のおばさんの権力のバロメーターになると僕は考えています。
の記事でも書いたように、工場のおばさん中には若い女性ライン作業者に厳しい態度をとる人がいます。
当然ですが、そういう人の割合が多い工場ほど若い女性ライン作業者の数は少なくなります。
あなたが工場見学をした際に、若い女性ライン作業者が全然いない場合は注意して下さい。
あくまで事務所や品質管理室にいるような若い女性従業員ではなく、現場でコンベア付近に立っているような、若い女性ライン作業者を確認することが重要になります。
事務所や品質管理室では、現場のおばさんとの接点が薄く、影響を受けにくいためです。
もしかすると、全身白衣に覆われていている従業員の方々の年齢の判断はできるの?
と疑問に思う方もいるかもしれません。
これは実際に見たらわかると思いますが、大雑把な年齢は誰でも簡単に判断できると思います。
また工場が田舎にある場合は必然的に若い人が少ないため、判断が難しいです。
3.通路が確保されていない
これも工場見学をさせてもらえた場合には見ることができますが、通路が確保されていない工場は基本的に安全に関する意識が低いことが多いです。
通路の確保という、簡単にできることができていない工場では、見えていないだけでまだまだ危険な箇所だらけである可能性が高いです。
本来は最優先すべきことの安全確保が、ないがしろにされているような状態の工場は危ないです。
あなたも労災に巻き込まれる可能性だってあります。
4.いつも求人情報が出ている
これは他業種にも当てはまることですが、求人情報が年中出ているような職場には何か理由があるはずせす。
慢性的な人員不足ということは、それだけすぐに辞めてしまう人の割合が多いものです。
僕が務めていた工場は年中求人情報を出していましたが、誰も応募してこないような状態でしたね笑
以上が僕の経験から考えたブラック工場の特徴でした。