食品工場のアルバイトやパート・派遣のメリット・デメリットとは?これから働こうとしている人は見よう!
みなさんは食品工場でパートやバイトとして働くこと対してどのようなイメージを持っているでしょうか?
そんな疑問をメリット・デメリットの形式で紹介していきます。
これから食品工場で働こうとしている人は特に見てください。
もくじ
食品工場勤務(バイト・パート・派遣)のメリット
1.最低限のコミュニケーションが取れれば良い
これを読んでいるあなたもイメージしていると思いますが、基本的に食品工場の作業はライン作業となります。(正社員以外)
そのため、自分の目の前に流れてきた物に対して機械のように、ずっと同じ動作で作業し続けます。だんだん無感情になっていきます笑
しかも物が流れてくるスピードがそれなりに早いことが多いため、作業者はそれぞれの作業に没頭しなければならないのです。
そもそも私語をしながらの作業は禁止している工場が多く、作業環境自体が最低限のコミュニケーションのみで成り立っています。
ただし一部のベテランのおばさんなど作業に慣れ切った人については、作業しながらでも話していることがありますね笑
人見知りで接客業は絶対にしたくないっ!! できるだけ職場の人ととはコミュニケーションを取らずに働きたいっ!!と考えている方には最高の環境です。
※社員として働く際には、授業員への指示や他ラインとの進捗確認など、業務上のコミュニケーションについてはこまめにする必要があるので注意して下さい。
2.比較的まとまった休日が取れやすい
食品工場はGW・お盆・年末年始など時期によってはまとまった休暇が取れる工場が多いです。
例えばコーンの缶詰を主に生産している工場だと、とうもろこしの収穫時期である7~8月が繁忙期となるため、この時期に休日は減少しますが、その分だけ9・10月や年末などには他の職業よりも、多くまとまった休暇がある可能性が高いです。
工場で生産している製品によって、休日の時期が大きく異なるのでその点は注意しましょう。
特に大手のパン工場や冷凍食品工場は製品の特性上、ほぼ無休で工場が稼働している場合があり、交代制の休みになることが多いので要確認ですね。
こういったことを踏まえて、工場で働く前にその工場でどんな物を生産しているのを調べていくと、ある程度は休日の時期や長さを予想することができます。
3.単純作業好きには天国!仕事で覚えることが少ない
食品工場は大半の作業がライン作業で非常に単純なため、仕事が覚えることが苦手な人におすすめです。
地味な単純作業が好きな人にとっては、最高の環境ですね。私は苦手なので、ライン作業をしたときは地獄でした笑
長時間の単純作業が苦手な人にとっては間違いなく苦痛になるため、これをメリットと捉えるかどうかはあなた次第です。
4.規格外製品や試作品が食べられる!?あんなレアものまで?
食品工場では形が崩れている物や、重量が適切ではない物など、生産過程でどうしても規格外品が発生するものです。
そういった規格外品は従業員に配られることがあります。
規格外品が包装前の状態で、かつ食堂がある工場だと、食堂に出されることが多いようです。
僕はパン工場でアルバイトをしていた知人から、昼休みに規格外の焼きたてパンをたくさん食べたと聞いたことがあります。
ちなみに僕は規格外になった缶詰を大量に貰ったことが過去に何度もありました。
また、稀にですが試作品を食べる機会があるかもしれません。
僕が務めていた工場では、試作品への感想を貰うために試作品を食堂や休憩室で食べる機会がたまにありました。
市場に出回る前の製品を食べることができるのは、食品製造業ならではのメリットですね。
まあ半分くらいはボツになって、そのままお蔵入りというパターンでしたが笑
髪型が自由!(メイクは制限あり)
食品工場では、白衣に帽子とマスクの着用が義務付けられているので、髪色・髪型が自由の場合がほとんどです。
私の経験では過去に金髪の人が上司だったこともあります笑
管理職でも髪の毛を染めている人もいました。
ただメイクに関しては規定がある場合が多いです。
全身の肌を覆うような服装をしていても、どうしても目の部分は露出してしまうため、マスカラなど目の周りのメイクはできないと考えてください。(それでも薄くメイクをしている人はいましたが笑)
つけまつげとかは落下すると異物混入に繋がるので論外ですね笑
それと手に関しても露出する機会があるため、マニュキュアも禁止の場合がほとんどだと思います。
食品工場勤務(バイト・パート・派遣)のデメリット
1.体内時計が狂う
全ての食品工場に該当するものではないですが、夜間も稼働する工場の場合は、当然ですが夜勤もあります。
食品工場も他業種と同じで、夜勤のほうが時給や手当が良いです。
しかし夜勤と日勤が交差してくるようなシフトになってしまうと、体内時計が狂って体調が悪くなる場合もあります。
こればっかりは食品工場に限らず、夜勤がある仕事は避けて通ることのできない問題ですね。
2.肉体的な負担が多い(特に腰や膝)
女性の場合はライン作業に配置されることが多く、長時間同じ場所で立ち続けなければならないため、腰や膝にかなりの負担がかかります。
作業中は歩き回ることができないため、片足立ちになって膝の曲げ伸ばしをするくらいしか、負担を紛らわせることができません。
最初のうちは足が棒になるのを覚悟した方がいいです。
男性の場合は力仕事に回されることが多いです。
その場合もやはり腰と膝に負担がかかることが多いです。
私は入社当初は工場でこんなにもたくさんの肉体労働をするのかとイメージとのギャップを感じました。
もしこれを見ているあなたが、腰や膝に持病がある場合はよく考えてから検討してみて下さい。
3.おばさんの圧がすごい
これは食品工場では避けて通ることのできない、最も大きな壁です。
ぼくの経験では食品工場は女性従業員が8~9割くらいである場合が多いです。
僕の体感ではその女性のうち、おばさんの割合は9割です。(何歳からがおばさんかについてはコメントを控えますね笑)
こういう環境はおばさんの権力を増大化させて、遠慮を全くしないおばさんも多いです笑
ここで書くと長くなるので後日にでも別の記事で書きます。
追記:書きました。
4.あまりにも単純作業すぎる
これはメリットでも記述した項目ですが、ライン作業に配置されると長時間の単純作業になるので単純作業が苦手な人にとっては地獄です。
発狂しかけてる人はたまにいますからね笑
いくら単純作業が好きな人でも、朝から夕方まで同じような作業をプライベートで経験している人は少ないと思います。
これを踏まえて、工場で働く前にもう一度自分にできそうかを考えることも重要です。
まとめ
食品工場で働くことのメリット
- 最低限のコミュニケーションがとれればよい
- 比較的まとまった休日がとれやすい
- 仕事で覚えることが少ない
- 規格外品・試作品を食べれることがある
- 髪型が自由
食品工場で働くことのデメリット
- 体内時計が狂う
- 肉体的な負担が多い
- おばさんの圧がすごい
- あまりにも単純作業すぎる
以上食品工場のメリット・デメリットでした。