食品工場を辞める理由まとめ
今回の記事は食品工場で辞めたいと思った場合に考えられる理由のまとめです。
あなたは現在の仕事に満足していますか?
辛くはないですか?
仕事に満足していなかったり、辛い方は読んでみて下さい。
それでは正社員、アルバイトそれぞれの目線で記事を書きます。
もくじ
食品工場で正社員が辞めたくなる理由(正社員編)
1.やはり人間関係
まず正社員で辞める人が多い年代は、他の職業と同様に入社3年以内です。
そして最も多いつ辞める理由についても他の職業と同様に人間関係です。
食品工場で正社員が辞めたくなるような人間関係のパターンで陥りやすいのが、アルバイト、パートの方々と上司との板挟みにあってしまうことです。
・ぐいぐい来るようなおばさん
・入れ替わりの激しい派遣従業員への業務指導
・突発的に休むことが多かったり、言葉の壁がある外国人従業員
アルバイトを始めとした従業員にはもちろん優秀な方も数多くいます。
しかし一方では上記で述べたような方々の問題も解決しつつ、現場を管理していかなければならないです。
さらにそういった日々の管理業務に加えて、管理職からは能率や歩留まり追及さたり、毎月の改善活動、トラブル発生時への対策などの業務にも日々追われることになります。
多くの食品工場は、事務所と工場が隣接していて定期的に管理職が工場の中を巡回したりするでしょう。
そして従業員の動きを見て、気になる点があれば細かく指摘してくるはずです。
普段現場で働いていない管理職と、現場で作業している社員との考え方にはギャップがある場合が多く、あなたが納得いかない場合もあるかと思います。
やはり管理職の考えと現場との考えにギャップがある工場が多いのではないでしょうか。
こういった板挟みに疲れて工場を去っていく社員を僕は過去に多く見ました。
ちなみにライン責任者クラスになると、さらに部下の社員の管理が加わることになるため、より大変な思いをしているかと思います。
工場は閉鎖空間での仕事になるため、あまり外部との関わりはないです。
そのため、人間関係で問題があるとより一層、嫌な思いをすることになるかもしれません。
現場以外での品質管理、商品開発に関しても閉鎖空間で少人数の仕事になるため、人間関係で問題になると厄介になるでしょう。
2.やりがいがない
仕事のやりがいに関してはライン作業よりは単純ですが、基本的に毎日同じ作業の繰り返しとなる場合が多いです。
これに関しては毎日同じルーティンで仕事をしたい人にとっては都合が良い条件かもしれませんね。
しかし仕事で新しい刺激が無いため、自ら考えて稼ぎたい思考の人には退屈で向いていないかと思います。
さらに新入社員などの若手はしばらくライン作業をすることも多いと場合もあるので、このライン作業をしている時期に嫌気が差して辞めてしまう人もいますね。
3.肉体的に厳しい
別の記事でも書きましたが、力仕事や夜勤がある工場での不規則な勤務により体力面で厳しさを感じて辞める方もいます。
僕も入社するまでは知らなかったですが、食品工場では配管修理や電気工事、溶接や工作などの仕事をする場面がかなりあります。
そういった仕事でギャップを感じる方もいるようですね。
食品工場で正社員が辞めたくなる理由(バイトなど編)
1.アルバイト・パート・派遣もやはり人間関係
以前の記事
でも書いたように、アルバイトなどの人にとって最大の障害は元からいる従業員です。
ライン作業というチームプレイを求められる中で、人間関係に問題を生じる場合が多いです。
詳しくはリンクの記事をご確認下さい。
もう一つ人間関係の乱れの原因として多いパターンが、社内恋愛です
社内恋愛が他の従業員にばれて、いじめに発展する場合もあります。
さらにいじめにまで発展する場合は不倫が原因となっていることが多いです。
働いている人は分かると思いますが食品工場は不倫が多い職場です。
食品工場は所在地が郊外にある場合が多く、基本的には通勤も送迎バスで全員一緒に帰ります。
それにより生活が工場と自宅の往復のみという人も多く、必然的に工場以外の人と関わる機会が乏しいため、社内恋愛へと発展しやすい傾向にあると思います。
社内恋愛は良くも悪くも辞める原因になり得るため、十分にお気をつけ下さい。
2.バイトはもっとやりがいがない
やりがいが無いということ関しても社員と同じです。
他の記事でも書いたようにアルバイトなどは単純作業が業務の9割以上を占めるため、単純作業に向いていない人にとっては相当苦痛になるでしょう。
また、働く前の単純作業のイメージよりも仕事が大変に感じて、イメージとのギャップに参ってしまう方もいるようですね。
正直なところ、食品工場の単純作業では他の職種でも使えるようなスキルを学べることは、あまり無いと思います・・・
そのためスキルアップを期待してアルバイトなどで働こうとしている方は注意が必要になります。
3.やっぱりバイトも肉体的に厳しい
これに関しても社員と同じになります。
というより全部の項目で同じですね 笑
詳しいことは以前
食品工場のアルバイトやパート・派遣のメリット・デメリットとは?これから働こうとしている人は見よう!
で紹介しましたが、一日中のライン作業や夜勤などがある場合の特性上、肉体的に負荷がかかってしまう職場も多いのが事実です。
最後に
再び同じことを言いますがあなたは現在、満足していますか?
もし満足していなかったり、押しつぶされそうな不安を抱えている場合は、無理せずに辞めるのも大切なことです。
無理をすると、あなたの身体や心が壊れてしまうかもしれません。
あなたの心や身体は工場の機械のように新しく購入したり簡単には直せるものではありません。
自分の心と身体を守ることを最優先にして良いと僕は思います。
僕は以前食品工場で働いているときに、やりがいや人間関係、その土地特有の気質など様々な面で嫌気が差していました。
しかし辛い時期を耐えていれば、いつか良い方向にいくかもしれないという希望を持って、なんとか仕事を続けていました。
ずっと我慢をしていて身体や心が持たなくなりそうな時もありましたが、なんとか持ちこたえて仕事をしていました。
だが状況は好転することなくむしろ悪化したのです。
結果的に僕は特に得るものが無いまま、5年という歳月を消化する結果に終わりました。
だからあなたが仕事に嫌気が指しているなら無理せずに辞めるのも一つの選択肢です。
工場は一人や二人いなくなったくらいでは、止まりませんから 笑
もしそういった特定の人員に依存しているような工場だったとしたら、どちらにせよ、未来は明るくないでしょう。
以上、食品工場を辞める理由まとめでした。