ハリネズミの雑学まとめ!日本にもいるの?
最近ペットで密かな人気になっているハリネズミ
あまり馴染みのない生き物なのですが、調べていくと面白いことがわかったのでまとめてみました。
もくじ
ハリネズミの特徴とは?日本で野生化しているの?
ハリネズミの特徴
あなたはハリネズミという生き物をご存知でしょうか?
実際に見たことないはないけど、名前だけなら知っているという方もいるかと思います。
ハリネズミの特徴としては
・実はネズミではなく、モグラの近縁種
・ヨーロッパからアジアにかけて幅広く生息
・昆虫やミミズなどを主に食べるが、雑食性で何でも食べる
・寿命は5~10年程度
・森林や砂漠など様々な環境に生息している
・危険が迫ると針を立ててボールのように丸くなる
などです。
このような特徴を持つハリネズミですが、実は日本でも近年野生化しているとの報告が上がっています。
ハリネズミが特定外来生物に!
日本で野生化したハリネズミで目撃情報があるのは、神奈川県や静岡県になります。
アムールハリネズミやヨツユビハリネズミといった種類が定着しているようです。
どうやら、ペットとして持ち込まれた個体が逃げてしまったり、飼い主が飼い切れなくなって逃がしたものが野生化して定着しているようです。
日本にいる外来種のおきまりパターンですね笑
意外なのがハリネズミの天敵についてです。
ハリネズミの体の構造から考えると、天敵はあまりいないような気がしますが、海外ではタカやフクロウを始めとした猛禽類やキツネ、アナグマなどに捕食されているようです。
そういう生き物たちは、きちんと針の少ない頭部や、お腹側を狙って食べているみたいですね。
日本の野生にも同様の生き物がいるため、もしかすると野生化したハリネズミも捕食されているかもしれませんね。
ただ、そういった捕食者たちも積極的にハリネズミを狙うかは不明です。
もしかすると数年後には、野生化したハリネズミがもっと深刻な問題になっているかもしれません。
もし野生化したハリネズミを見かけても、触らないようにしましょう。
ハリネズミはあの見た目からもわかるように、触る際に怪我のリスクが高い生き物です。
仮に触ろうとして、針で怪我をしてしまい、そこからハリネズミが保有している雑菌などが入ることも考えられます。
十分にお気を付けください。
ハリネズミの赤ちゃん生むときに、母親ズタボロにならないの?
僕は幼少時代にハリネズミの母親は出産のとき、どれだけの痛さを我慢しているのだろう、などと考えたことがあります。
調べてみるとわかったのですが、ハリネズミの赤ちゃんの針は生まれるまでは皮膚の下にあるようですね。
そして、生まれてから、針はすぐに生えだすみたいです。
その後1週間も経てば、みんながイメージするハリネズミの姿になっていくようです。
最初は皮膚の下にあってそこから伸びてくるって、なんだか髭のようですね笑
そもそもハリネズミの針そのものが、体毛が変化してできているようです。
ちなみに他にも針を持つ生物で、有名なものにヤマアラシがいます。
ヤマアラシの赤ちゃんは既に針が生えた状態で生まれてくるようです。
しかしヤマアラシの赤ちゃんが生まれるときには、まだ針が柔らかい状態なので、母親がボロボロになるようなことはないそうです。
ハリモグラって何?ハリネズミとどう違うの?
ハリネズミと似た生き物に、ハリモグラという生き物がいます。
名前は似ていますが、種類としては全く別の生き物のようですね。
まずハリモグラはモグラという名がついていますが、モグラではなくカモノハシの仲間のようです。
一方、ハリネズミはネズミではなくモグラの仲間です。
これってものすごくややこしい笑
また、ハリモグラは哺乳類でありながら卵を産んで、母乳で育てるといった変わった特徴があるようです。
これはカモノハシと同じ特徴のようです。
えっ!?ハリネズミって食べれるの?
ハリネズミは、古代からエジプト文明のときから現在に至るまで食べ続けられているようです。
時代によっては食用ではなく、薬として使用され、万能薬のような扱いを受けていたそうです。
他にも民間治療などにも使われていたようで、人間とは古くからの関わりがあったようです。
現代においてはベトナムや中国あたりで食用として、市場に出回っていることがあるようですね。
ちなみに鶏肉のような味がするそうです。
以上、ハリネズミのまとめでした。